あなたもわたしも

ポッキーの日に因んで月山国光の兵頭×南沢的な何かを追記に。

R18かもしれないので苦手な方は閲覧注意＾＾＾！

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「一本じゃ物足りないだろ？」
目を合わせない様、明後日の方向を向いている南沢に兵頭が言う。しかし案の定、それに南沢が返事をすることなどなく、二人だけの部室は静まり返ったままだ。
兵頭は一つ息を吐き、素直じゃないなぁ、と小さく呟く。内心、それがお前らしいんだけど、と付け加えて。
「ほら、もっとやるから。」
そう言うと、兵頭は頑なに顔を背ける南沢へと、無理矢理それを捩じ込んだ。
「…ん…っ…！」
怒りの所為か、南沢は若干頬を紅潮させて睨み付けてくる。だが、本気で抵抗してこない所を見ると、やはり嫌いじゃないのだ。
素直じゃないなぁ…と今度は心の内で呟いて、兵頭は手元を覗く。
そこにあるのは赤いパッケージの箱。中身は空だ。
兵頭は律儀に箱を潰してから立ち上がり、まだ外方を向いている南沢に声を掛ける。
「それで終わりだ。また今度な。」
そう言って立ち去ろうとする兵頭に向かって、南沢がぼそりと言う。
「これだけじゃ足りねーよ…」
その言葉に足を止めた兵頭は南沢の方を見やり、苦笑する。
「じゃあ、今度は一箱ずつにしような、ポッキー。」
潰れた空箱をゴミ箱に投げ入れて、兵頭は南沢に微笑んだ。

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だってポッキーの日だもの！


こういうくだらないえろっぽい小ネタは、相方と話してるとぽんぽん出てくる不思議＾＾＾